スタジオがオープンしてから9年目のコンテストチーム。
先日決勝大会を終えた小学6年生の女の子チーム、Ganadorたちを振り返りたいと思います。
今回のコンテストチームはM.G.Crystalという、一応普通のクラスのメンバーの中から希望者を募り、オーディションにより決定しました。
なぜ一応なのかはまた機会がある時に触れたいと思います。
2015年12月に一年と言う期間を決めてスタートしました。
なぜ、一年なのかというと、コンテストを経験していないとわからないのですが、ものすごく過酷だからです。
コンテストチームとしての練習、チームでの自主練習、個人での練習。
身体を壊さないために、パフォーマンス力を上げるために筋トレ、ストレッチ。しかも自分でです。
自分との闘い。大人だってままならないのに、小学生の子達にとって、自分で決めたことをやり抜くって、すごいエネルギーが必要です。
でも、それをしないとコンテストでは通用しません。
さらにはメンバー同士でのコミュニケ―ションもすごく重要で、ただ踊っているだけではチーム力が弱くなります。
それぞれが気持ちを通じ合わせて同じ目標に向かわないと、チームの中で踊りにどんどん差が出てきます。
スキルという部分では言い切れないメンタルがものすごく踊りには影響します。
しかも今どきのダンスコンテストはものすごくレベルが高い!!
子供たちの身体能力は半端ではないです。
自分がやってた頃にくらべて何から何まで要求されるので本当に苛酷だなと思います。
話しがそれてきましたが、そんな中スタートしたGanador。
指導するのはAyumi先生。何回か練習を重ねて、コンテスト用の振りがひとまず完成。
Ayumi先生の発想はものすごく独特で、不思議な世界観です。でもグロ過ぎずに見てて飽きないので私は好きです。
一番最初にコンテストに出た時。
5月の入間茶祭りコンテストでなんと!いきなり準優勝!!
まだまだくポーズもぎこちない感じですね(笑)
ここから快進撃!
次の同じく多摩エンタメコンテストでもまたもや準優勝!!
まだ初々しいですね(笑)
さらに6月の学園P天国予選会で優勝!
これにはメンバー、親御さん、Ayumi先生、大感激でした。
もちろん私もですよ♪
次に出場したTOP OF THE DANCEではベスト16と入賞はできませんでした。
ですが、コンテストに挑戦する以上入賞できない事はもちろんある前提です。今までが順調すぎたくらい。
ここで初心に戻りなさい、という事だったんですね。
課題はたくさんあるので再度練習し直しです。
次に参加したコンテスト、ALL JAPAN CHALLENGE CUPでまさかの特別賞!!
このコンテストはレベルが高いので本当に嬉しかったです。
今までにないくらい大喜び!!
と、かなりの順調なスタートを切りましたが、もちろん入賞出来なかったコンテストもあります。
コンテストと言う趣旨なので、順位がつくのは当然。入賞出来ないチームもある。
でも、実際に入賞出来ないとなぜだか全否定されている気持ちになってすごく凹むのです。
それは、本人達だけでなく、保護者の方々、指導しているAyumi先生も同様です。
そんな気持ちも乗り越えて迎えた決勝大会。
締めくくりのコンテストとして、メンバーも保護者の方も気合をたっぷり入れて練習を積み、本番を迎えました。
その結果の第三位。
もちろん優勝目指していましたが、この決勝で三位に入れたのですから、本当に素晴らしいと思います。
終了後のみんなの涙、保護者の方の涙はとても素敵でした。
わずか12歳の子達が、自分で目標を決めて挑んだダンスコンテスト。
もちろん、保護者の方々の協力がないと成り立たないものなので、保護者の方々もすごーーーーく大変だったと思います。
でも、結局やるのは自分。自分が練習しないとうまくならない、変わらない。
そして、やりきることによって一回りも二回りも成長したメンバー達でした。
スタジオで、子供たちに関わることによって、私も色んな経験をさせてもらっています。
こんな素敵な成長に携われた事も私にとってはすばらしい財産です。
大好きだったダンスが嫌いになってしまう事もあるくらいの苛酷さを知っているからこそ、どうしてコンテストなんだろう、と思う事もありますが、子供たちが挑戦したいと思うなら、これからもバックアップしていきたいと思います。
今後のGanadorはまだ未定です。
どのような形になろうが、皆さん、このメンバー達、りこ、かのん、ののか、まな、ちいこの5名を見守って応援していってくださいね(*^_^*)