皆さま、ご無沙汰しております。
ダンスはいつ始めたらいいの?と聞かれることがあります。
基本的には、やりたいと思ったらいつからでもいいですよ~。とお答えいたします。
やりたくなった時が始め時ではありますが、現実の時期は置いておきまして、脳の観点からのお話です。
ざっくりとした話になりますので、詳細を知りたい方は専門分野でお調べください。
人間の脳には、運動野という運動のコントロールに関与する領域があります。
その運動野の発達のタイミングが3歳~5歳と言われています。
この時期に様々な運動に関することを行っておくと、運動野の発達がよりしやすくなります。
もちろん、幼児期なのですごい運動という訳ではなく、遊びを交えたもので十分です。友達との追っかけっこ、遊具の上がり降り、そういった事から基本的な身体の使い方も出来るようになりますし、転びそうになったら手を付く、よける、転んでも上手に転ぶ。と言った反射神経も養われます。
現在プロスポーツ選手として活躍している方々も幼少期に様々なスポーツをしたそうですよ。
例えば、テニスの錦織圭選手は水泳やサッカー。
同じくテニスの杉山愛選手は水泳、クラッシクバレエ、フィギュアスケート、そして体操。
野球の大谷翔平選手はバトミントン。
このように、選手として活躍した以外のスポーツを幼少期に行っています。
あれ?と思った方。
この中にダンスは入っていないんです。
そう、まだダンスは習い事として新しい部類に入ります。ですので、まだ入っていないかもしれませんが、野球やサッカーにリズムトレーニングとしてダンスを取り入れているところは多いです。
現在ではメディアで毎日のように目にする機会の増えたダンスなので、これからのプロスポーツ選手たちの中には、幼少期にダンスをやっていた、という選手が増えるかもしれませんね。
その逆に、ダンサーとして活躍している方々が幼少期に、サッカーや水泳をやっていた、という話も聞きます。
今度インストラクター達に何のスポーツをしていたか聞いてみますね。
私事で恐縮ですが、ゴールデンエイジで競泳をやっておりまして、それなりのタイムで泳いでました。
このように、様々なスポーツを幼少期、特に運動野の発達する時期、そして身体が発育発達するゴールデンエイジに行っておくと、脳からの伝達を受けて思った通りに動ける身体になりやすくなります。
もちろん、スポーツだけでなく外遊びでも補えます。
走る、跳ぶ、転がる、蹴る、投げる、掴むなどですね。
*ゴールデンエイジに関する記事はこちらから↓
話しは最初に戻ります。
ダンスはいつ始めたらいいの?
結論は、いつでも思った時がはじめ時です。年齢は気にしないでください。
ただ、もし迷ったら幼少期に色んな経験をさせてあげる手段の一つとしてやってみませんか?
そうしていくうちに、本人が好きになって本気で打ち込めるものが見つかるかも知れません。